極上のリゾートを目指して ホテルアナガ

株式会社ホテルアナガ
代表取締役社長
井植 啓悟さん

 

路島という『食の宝庫』を背景とした優れたオーベルジュであると共に、瀬戸内海を一望できる全室オーシャンビューのリゾートホテルとして、「ホテルアナガ」は、高い人気を誇っています。この人気をさらに高めるために、継承することや、また若い力で新たに挑戦していくことなどを、社長に就任した井植さんにお聞きしました。

 

―淡路島ですからやはり自慢はお料理ですか?生産者や有機栽培、無農薬栽培などにも、厳しいこだわりをもっていらっしゃるそうですが。
井植 お客様からも「お料理が美味しい」という声をたくさんいただいています。激しい潮流にもまれた身のしまった地魚や、淡路ビーフはもちろんのこと、四季折々の新鮮な旬の地元野菜も豊富です。
―どんなレストランがありますか。
井植 通年は、フレンチの「カドー・ドゥ・ラ・メール」と日本食の「阿那賀」です。バーベキュースタイルの「ヴィラ・ヴェール」は夏季シーズンのみの営業ですが、その他のシーズンでもプライベートパーティーなど貸し切りでご利用いただけます。新緑の頃や紅葉の季節にも爽やかな潮風と共に自然を謳歌していただけることと思います。
―もう一つの楽しみアウトドア。どんな楽しみ方がありますか。
井植 プール、テニス、釣り、パターゴルフなど豊富に取り揃えております。釣って来られた獲れとれの魚もご希望の調理法でその日のうちにお召し上がりいただけます。プライベートクルーザーでの、鳴門うず潮ウォッチングはほぼ毎日運航しています。クルーザーの貸し切りや、サンセットクルーズ、船上での軽食プランなど新しい企画もただいま考案中です。ゴルフは車で約30分、洲本ゴルフ倶楽部でプレイを楽しんでいただけますので、ゴルフセットプランでお越しいただくお客様もおられます。
―評判のスパ&トリートメントはどんなものですか。
井植 スイスのヴァルモン社との提携によるアンチエイジングのスパ&トリートメントです。パリのムーリスと同じプログラムというのは、まだ日本では数少なく、本格的なスパ&トリートメントがお楽しみいただけます。お陰さまで昨年あたりから、その効果の顕著さが評判になりお客様の数も増えてきました。お気軽なデイユースプランもご用意していますので、他のアクティビティと併せて、またスパ&トリートメントのみのご利用も可能です。また、ヴァルモン社のオーナーが芸術にも大変造詣の深い方で、ヨーロッパで話題の作家による絵画やオブジェなどの展示もおこなっております。オーナーは『美は、内面や環境からも創られてゆく』との考え方で、当ホテルのスパ&トリートメントスペースもその趣旨に沿っております。すぐれたアート作品に触れ、こころから癒される空間であるよう努めております。
―館内には貴重なアート作品も多いようですね。
井植 何よりも美しい自然を妨げること無く、また豊かな環境にマッチした作品を、最も適切な場所に配置するよう心がけております。ホテル内でも季節の移り変わりを感じていただけるよう、節気や節句などにも配慮いたしております。また、アクセスの良い徳島の大塚国際美術館とは、絵画に合わせたランチメニューを提供するなど、とても良いコラボを組ませていただいています。世界的な注目を集める瀬戸内国際芸術祭とも何かユニークで楽しい企画を作れればいいなと考えております。
―今、旬の芸術祭ですからね。
井植 当ホテルが、フランスのルレ・エ・シャトーというホテルとレストランオーナーの団体に加盟している関係で、昨年もフランスに行ってきました。そこでも、「瀬戸内国際芸術祭はどう?」と質問を受けることが多く、これほど海外でも非常に興味を持っていただいているのなら、是非とも作品とともに淡路島のよさをアピールしたいと思っております。
―ホテルアナガと地元のコラボについては何か予定がありますか。
井植 今や、一地点だけでのリゾートは考えられない時代になっていると思います。お客様第一を考えた場合、地域ぐるみで存分に楽しんでいただくという姿勢が大切です。まず地元の阿那賀地区全体で協力し、それが島全体に広がり、ひいては淡路島の活性化につながってくれればと思っています。
―他に新しく挑戦してみたいことなどございますか?
井植 食をはじめ、景観、四季の移ろいなど淡路島をとことん愛したいと思います。地元野菜のソムリエ、料理のベストパートナーとなる、ワインや日本酒などの知識を更に深めお客様をもてなすことのできる、淡路島マイスターとなれるよう研鑽を深めてまいります。
―では最後に、ホテルアナガの今後の抱負をお聞かせ下さい。
井植 一つは、ブライダルを充実させることです。この景観は絶好のロケーションですから。今のところはガーデンウェディングで、1泊又は2泊していただくリゾートステイ型のウェディングを提案させていただいています。この地でしかご満足いただけないウエディングを目指しています。
もう一つは、オーベルジュとして更に充実させることです。良い食材を使って良い料理を提供することは当たり前のことですが、そこに更に独自性と創造性をもたせたいですね。ただし斬新過ぎず、リピーターのお客様にも好まれるような形で新しいものを取り入れたいと思います。また、関東ではまだまだ淡路島が知られていないのが現状です。淡路島にあるホテルアナガを広く知っていただき、関東方面からのお客様にもたくさん来ていただく努力もしたいと考えています。
―若く、情熱に満ちた社長ですから、色々なことに挑戦できそうですね。楽しみにしています。本日はありがとうございました。

 

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井植 啓悟(いうえ けいご)

1973年生まれ。芦屋大学職業指導学部卒業。1996年三洋電機株式会社入社。2010年塩屋土地株式会社入社常務取締役就任。ユーアールエー株式会社常務取締役就任。 2011年株式会社ホテルアナガ代表取締役社長就任。現在に至る。


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