田辺眞人のまっこと!ラジオ出張版 「神戸っ子出張版」16

ゲスト
織田義郎さん(画家)
パーソナリティ
田辺眞人さん(園田学園女子大名誉教授)
天宮 遥さん(ピアニスト)
 
ラジオ関西・日曜朝の番組「田辺眞人のまっこと!ラジオ」の中の「まっこと! ラジオ人物事典」は、各界で活躍されているゲストを迎えたコーナーです。出張版では、その中でも特に面白いお話を抜粋してご紹介。
 
田辺 2011年にこの番組がスタートしたお祝いとして、大学時代の親友から織田さんの原画を贈ってもらったんです。それが、僕が織田さんの作品と出会ったきっかけなんですよ。
天宮 織田さんは、以前はビジネスマン。「CI」(コーポレートアイデンティティ)のデザイナーとして活躍されていたとか。
織田 松下電器の「CI」のプロジェクト委員でした。その後、CIのコンサルタントとして独立し、その間も趣味で絵は描いていたのですが、画家に転向したのは48歳のころです。私はビジネスマン出身ですから、そこにマーケティングという考えが入るわけです。つまり、欲しいと思える風景の絵が手頃な値段で買えること。銅版画(エッチング)の技法を使っているのは、ペン画で描いていた細い線の原画が、銅版画なら再現できること、そしてお手頃な値段で絵を売ることができるからです。
田辺 今年も3月に大丸神戸店で原画・版画展を開催されました。絵画というと高価なイメージですが、織田さんの風景画は若い方でも手に入れられそうなお値段ですね。
天宮 描かれる風景は、神戸や、ヨーロッパが多いのですか。
織田 私の絵は「ロマンティック&ノスタルジー」がテーマです。そうなると国内では神戸、横浜が多く、人気がありますね。
田辺 織田さんは、絵の裏板に、サインだけでなくさらさらっと絵も描いて下さるんですよ。これがまたすてきで、裏側も飾っておきたいぐらいで。
織田 サイン会では、スケッチも入れさせていただきます。以前、スイス旅行に一緒に行ってから亡くなったご主人の思い出に、風景画を買われたご婦人がサイン会に来られたんです。娘さんの携帯電話の中にあったご主人の写真を見せてもらい、お母さんには内緒でご主人の顔をスケッチしてさしあげました。すると本当に感動されまして。サイン会はそうして、お一人お一人とお話をしながらさせていただきますので、人との出会いの場でもあり、それは自分の喜びでもあるのです。
(3月10日放送分より抜粋)

「田辺眞人のまっこと!ラジオ」

ラジオ関西 毎週日曜日 朝10時~12時放送中


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目次 2013年4月号