ぶらり私のKOBE散歩 映画ロケ地散歩

現在公開中の映画「劇場版 神戸在住」、「繕い裁つ人」。
2つの作品でロケ地になった、神戸のお店を訪ねます。
カフェ、雑貨店、ギャラリーなど、どれも印象的なシーンで登場しています。


『劇場版 神戸在住』

人気コミックを白羽弥仁監督が映画化。神戸の大学に通う女子大生たちを中心に、震災を街の記憶としてどこかに感じつつ、いまを生きる彼女たちを描く。阪神・淡路大震災から20年目の神戸を舞台に、サンテレビジョンが開局45周年記念事業として制作。

監督:白羽弥仁 出演:藤本泉/菅原永二 浦浜アリサ、竹下景子ほか 主なロケ地:神戸山手大学・短期大学、カフェ・ド・ジェーム、メリケン画廊、神戸ポートピアホテル、小磯良平美術館ほか 上映中の映画館:神戸映画資料館(神戸市長田区)、十三シアターセブン(大阪市)

監督:白羽弥仁 出演:藤本泉/菅原永二 浦浜アリサ、竹下景子ほか
主なロケ地:神戸山手大学・短期大学、カフェ・ド・ジェーム、メリケン画廊、神戸ポートピアホテル、小磯良平美術館ほか
上映中の映画館:神戸映画資料館(神戸市長田区)、十三シアターセブン(大阪市)

『繕い裁つ人』

神戸の街を見下ろす坂の上、「南洋裁店」の小さな看板が掛けられた、古びた洋風の一軒家。店主の南市江が仕立てる服は、昔ながらの職人スタイルを貫く手作りの一点もの。職人をテーマとしてきた三島有紀子監督が、心を動かす一着を生み出す〈仕立て屋〉を描く。

監督:三島有紀子 出演:中谷美紀、三浦貴大、余貴美子ほか 主なロケ地:喫茶サンパウロ、NAIFS(ナイーフ)、神戸どうぶつ王国、神戸女学院、旧グッゲンハイム邸、大丸神戸店ほか 上映日の映画館:神戸国際松竹、シネ・リーブル神戸、OSシネマズ神戸ハーバーランドほか

監督:三島有紀子 出演:中谷美紀、三浦貴大、余貴美子ほか
主なロケ地:喫茶サンパウロ、NAIFS(ナイーフ)、神戸どうぶつ王国、神戸女学院、旧グッゲンハイム邸、大丸神戸店ほか
上映日の映画館:神戸国際松竹、シネ・リーブル神戸、OSシネマズ神戸ハーバーランドほか


カフェ・ド・ジェーム

昔ながらの喫茶店は、夜にはライブハウスに

栄町にある「カフェ・ド・ジェーム」は、『神戸在住』で、松尾貴史さん演じる風変わりなマスターがいるバーとして登場。今年でオープン34年。レトロな雰囲気の店内には、ギター、ベース、ピアノ、ドラムなどがディスプレイされており、夜にはライブハウスに早変わり。週末の夜は毎週、ジャズやポップスなどさまざまなジャンルのライブが行われています。昼間はブレンドコーヒー(330円)、ケーキなどの喫茶メニューと、サンドイッチ、昔ながらのナポリタンスパゲティなどの軽食メニューが多数。中でも「子どもの頃から朝食はパンとコーヒーだったから、パンにはうるさい」という神戸っ子らしいオーナー・小西淳さんのおすすめは、玉子焼きとハムがたっぷり入ったミックストーストサンド。実は、映画の中で松尾さん演じるマスターの名前は「小西さん」。オーナーと苗字が同じという不思議な偶然が。

レンガ造りの雰囲気ある喫茶店

レンガ造りの雰囲気ある喫茶店

ハムと野菜たっぷりのミックストーストサンド (ドリンクとセットで800円)

ハムと野菜たっぷりのミックストーストサンド
(ドリンクとセットで800円)

オーナー・小西淳さん

オーナー・小西淳さん

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20150201105

カフェ・ド・ジェーム

TEL.078-391-0540
神戸市中央区栄町通1-1-9
東方ビル1階
11:30~17:00
日曜日・祝日定休(ライブ開催日は夜のみオープン)

末積製額

元町の老舗 額縁・画材の専門店

『神戸在住』で主人公が友人たちと訪れる画材屋さんが、元町にある「末積製額」。額縁づくりの職人であった初代が創業し、現在の代表・末積隆夫さんで三代目。今年95年を迎える老舗です。かつては油彩画の額装がほとんどでしたが、最近では水彩や絵手紙、また写真作品を入れる額を求める、こだわりの人が多いとか。ヨーロッパはじめ、国内の職人によるオーダー額も取り扱う。中には有名ブランドのスカーフを飾るための額を探しに来た人も。
他にも絵の具、筆など油彩、水彩、日本画の画材を扱う。神戸風景や静物を描いた絵画作品はプレゼントにする人も多く、絵ハガキは神戸観光の記念に買い求める観光客に人気とか。

絵画作品をより引き立てる額装

絵画作品をより引き立てる額装

オーダー額は約1200種類

オーダー額は約1200種類

映画にも登場するモデル人形

映画にも登場するモデル人形

末積さんは画材店のオーナーとして映画にも登場する

末積さんは画材店のオーナーとして映画にも登場する

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末積製額

TEL.078-331-1309
神戸市中央区三宮町3-2-2
10:00~19:00
水曜日定休

メリケンギャラリー&カフェ

港をのぞむギャラリー&カフェ

人気コミックを映画化した『神戸在住』は、東京から神戸に移り住んだ主人公が、車いすのイラストレーターの青年と出会い、彼との時間を過ごす。主人公と青年が出会ったのは、港近くのギャラリーで、ロケ地になったのは、「メリケンギャラリー&カフェ」。倉庫をリノベーションして2006年にオープンした。「クリエイターやアーティストたちが集う空間をつくりたかった」というクリエイティブディレクターの木下アツオさん。ギャラリーでは主に写真作品の展示や、資料や機材等の販売のほか、「波止場の写真学校」を開催。雑誌『デジタルカメラマガジン』とタイアップし、東京や関西の写真家たちを招いたトークイベント「フォトサロン」が毎月一回開催され、多くの人たちが集う。併設のカフェスペースはメリケン波止場がのぞめるおしゃれなスポット。

「森」をテーマにしたカフェスペース

「森」をテーマにしたカフェスペース

主人公がイラストレーターの青年と出会ったギャラリー

主人公がイラストレーターの青年と出会ったギャラリー

グラハム粉を使ったパンの「メリケンドッグ」(360円)、 ラズベリーがたっぷりのキュートなラズベリーソーダ(510円)

グラハム粉を使ったパンの「メリケンドッグ」(360円)、
ラズベリーがたっぷりのキュートなラズベリーソーダ(510円)

フォトグラファー・木下アツオさん

フォトグラファー・木下アツオさん

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20150201306

メリケンギャラリー&カフェ

TEL.078-362-1170
神戸市中央区波止場町6-5
上屋SO-KO
12:00~19:30 月曜日定休

喫茶サンパウロ

神戸らしい時間の使い方

北野の坂道にあるコーヒー専門店。こだわりのコーヒーは萩原珈琲の豆のオリジナルブレンド(600円)、サントス、モカ。マスター・藤岡健二さんがゆっくり淹れる、コーヒーの香りが漂う。こげ茶色の木の床、カウンター、テーブルがしっくりとなじみ、「なんだかとても落ち着ける」と通う人が多い。コーヒー以外には、紅茶、生グレープフルーツジュースも。
映画『繕い裁つ人』の中では主人公が服作りのあいまにたびたび訪れてほっと一息つく、秘密のお店になっている。主人公はいつも窓際の席に座り、ゆったりした時間を楽しむ。作品では大きなホールケーキが登場するが、実際のお店では扱ってはいない。その代わり、ベイクドチーズケーキ、シフォンケーキ、はちみつとブラックティーのシロップのハニートーストがあり、どれも自家製でコーヒーにもぴったり。

自家製チーズケーキとコーヒーのセット(1,000円)

自家製チーズケーキとコーヒーのセット(1,000円)

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坂道にある珈琲の店

坂道にある珈琲の店

マスター・藤岡健二さん

マスター・藤岡健二さん

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サンパウロ

神戸市中央区山本通2-13-16
サンシャインコート1階
9:00~19:00(18:30L.O.)
水曜日定休

NAÏFS(ナイーフ)

世界のあたたかいものたち

岡本でオープンし来年で30周年を迎えるナイーフ。世界中を旅行していた岡藤晴巳さん・圭介さん夫妻が旅先で出会った、安くてかわいいアジア雑貨を中心に「ふだんづかいできるもの」を紹介しようとお店をはじめたのがきっかけ。ベトナム、タイ、インド、アフリカ諸国やドイツなど、海外の雑貨たちがいっぱい。伝統的な工房で手作りされているものや、岡藤さんが現地で「こういうものを作ってほしい」とデザインしたオリジナルの商品も。「疲れて帰ったとき、ちょっと変わった食器を使って気分を変えてもらえればと思って」とオーナーの岡藤さん。
『繕い裁つ人』では、主人公の作る服を唯一扱う、個性的な女性店主の店として登場。実際の店でも、着心地や素材を大切にした日本のメーカーの洋服を扱っている。映画の中ではやかんや食器などナイーフで扱う小物も登場しており、世界観を共有する。

宝さがしのように楽しい店内

宝さがしのように楽しい店内

オープン当初から扱っているベトナムの小皿

オープン当初から扱っているベトナムの小皿

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オーナーの岡藤さん

オーナーの岡藤さん

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NAÏFS

TEL.078-411-1450
神戸市東灘区本山北町3-6-2
10:00~20:00
木曜日定休


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目次 2015年2月号