布引の水があなたを変える

美味で腐らない「魔法の水」

七つの海を渡る船乗りたちに神戸の名を知らしめたものは2つある。ひとつは神戸ビーフ、そしてもうひとつは神戸ウォーターだ。開港間もない頃、何日もかけ神戸から灼熱の赤道へ航海するが、神戸港で積んだ水は腐ることなく、美味しさも変わらなかったという。
その理由はどこにあるのか。布引の水の水源を持つ神戸クアハウスの坂本順子総支配人は「天然の抗酸化物質を含むので、常温で長い間おいても変質しないのです」と話す。ゆえに災害備蓄用の重要も多い。
では、その美味の理由は?「六甲山に降り注いだ雨が約20年をかけて、透水性の良い花崗岩砂礫層を流れます。その際に腐敗の成分となる有機物がろ過されると同時に、カルシウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラル成分がブレンドされます」と坂本さん。日本の天然水は軟水が多いが、六甲を水源とする水はミネラル豊富で中硬水となる。しかし、絶妙のミネラルバランスだから、ヨーロッパのミネラルウォーターのようにトゲがない。
布引の水は酸素も豊富に含むこともあり、アスリートに人気。日本卓球協会のナショナルチーム公認ウォーターでもあり、横綱・白鵬関も愛飲とスポーツ紙で紹介されたことも。
料理でもだしの味を引き立て、料理研究家の故・金子信雄氏をして「料理に使って最高の水」と言わしめた。お茶にも最適で、毎年、神戸市主催の須磨大茶会御用達。ちょっと贅沢だが、5年毎に開催される生花インターナショナル世界大会(外務省後援)でも花が長持ちする絶賛。次回が楽しみ。
神戸クアハウスでは、布引の水だけでなく重曹泉・硼酸泉の2種類の天然温泉が楽しめる。しかも水風呂やシャワーは布引の水を使用しているので、シャンプーの泡立ちもよく、美肌効果がある。6月13日には20周年を記念してリニューアル、待望の露天風呂も登場。レストランも1階に移動、布引の水で仕込んだ料理を入館料なしで味わえるようになる。
人間の約70%は水。布引の水を体内に取り込むことで体質改善を行っていただきたい。

「クアハウス」の名は日本健康開発財団の登録商標

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神戸クアハウス  総支配人・坂本順子さん

神戸クアハウス 総支配人・坂本順子さん

(財)日本卓球協会公認の飲料水として選手たちも愛飲するなど幅広く利用されている

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神戸クアハウスの大西オーナーが、ジェームスディーンの写真の版権を持っていることから、この様なボトルも登場

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「神戸のみなさんに還元したい」と水汲み場を設置。100円で約16リットルと破格ゆえ、いつも賑わっている

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目次 2011年6月号