「神戸ものづくり職人大学」で学ぶ若い生徒さんたち

団地共同組合神戸木工センター 伝統ある「神戸洋家具」の技術を伝えたい

 神戸の洋家具は、明治の開港後、神戸に移り住んだ西洋人が本国から持ってきた家具の修理を、日本人の職人が引き受けたところから歴史が始まりました。洋家具は横浜と神戸で発展しましたが、横浜の家具はシンプルなものが多いのに対し、神戸の洋家具は、ドイツ、イギリス、フランスなどに代表されるアール・ヌーボー調の、装飾を多用したデザインが特徴です。
 団地協同組合神戸木工センターもこの神戸洋家具の伝統を受け継ぎ、家具製造メーカー等多数の会社を擁し発展してまいりました。時代の流れとともに、無垢材を使った高級な洋家具だけでなくフラッシュ材を使ったくくり付け家具も扱うようになり現在に至っております。
 そんな中で、地場産業でもある神戸洋家具の技術を次世代に伝えたいと、神戸市産業振興局と協同で、2000年より「ものづくり職人大学」洋家具コースの運営をスタートしました。現在6期目で、これまで50人ほどの卒業生がおり、この木工センターの中に工房を構え家具を作っている若い職人さんもおられ、業界の人材確保の一翼を担っております。ものづくり職人大学洋家具コース第6期は現在追加募集中です。木工を一生の仕事に!と熱く思っておられる方をお待ちしております。詳細はホームページをご参照ください。
 そして、もっと気軽に市民の方に洋家具の技術を学んでいただければと、「木工教室」も開設しています。こちらは、職人さんが教える本格的な木工教室で、ノミ、カンナの研ぎ方から削り、ホゾ組手、あり組手といった高度な技術までが学べます。教室には広く京阪神から通われ、若い方や女性も多く、皆さん熱心に学ばれていますよ。イントロダクションコースはあらかじめカットされたキット材料で作品を製作していただきます。初級・中級コースになりますと道具を購入いただき、本格的な家具づくりにもチャレンジできます。
 皆さんも、この「本格木工教室」で、職人さん直伝の技術を学び、木のぬくもりやものづくりの楽しさを感じてください。

神戸洋家具の職人さんが教える <本格的木工教室>

平成27年10月~の秋の募集開始! ※定員各クラス10名
イントロダクションコース
日時 隔週水曜・金曜の10時~15時(昼食休憩1時間あり)
期間 平成27年10月~平成28年9月(1年/月2回) ※半年後、初級コースに変更可能
授業料 10,260円/月(材料代含む税込) ※必要な道具は学校で用意します
初級コース/中級コース
日時 隔週火曜・木曜の10時~15時(昼食休憩1時間あり)
期間 平成27年10月~平成28年9月(1年/月2回)
授業料 10,260円/月(月2回コース)他に火曜日、18,540円(月4回コース)あり
※初級・中級コースに必要な道具は購入して戴きます ※組手習得や課題品製作のための
材料代等は授業料に含みますが、自由作品を制作する場合は材料費実費負担
※詳しくはホームページで確認してください

20150807907

■団地協同組合神戸木工センター事務局

〒655-0003 神戸市垂水区小束山本町1丁目4番11号
TEL.078-784-5005(平日9:00〜17:00)
http://kobe-youkagu.com/

神戸マイスターでもある家具職人の藤本三次さんも 講師のひとり

神戸マイスターでもある家具職人の藤本三次さんも
講師のひとり

神戸木工センターが主催する木工教室

神戸木工センターが主催する木工教室

木工教室で熱心に家具づくりに励む生徒の皆さん

木工教室で熱心に家具づくりに励む生徒の皆さん

「傘たて」

「傘たて」

イントロダクションコースで作る作品のひとつ「踏み台」

イントロダクションコースで作る作品のひとつ「踏み台」

抜けにくい「あり組手」

抜けにくい「あり組手」

20150807801

是澤 俊作さん

団地協同組合神戸木工センター理事長

        


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目次 2015年8月号