真っ赤に色づく「もみじ道」

秋の神戸観光 半日で行って帰れる 紅葉スポット!「神戸市立須磨離宮公園」

 三宮から車で20分圏内の市街地にありながら、自然あふれる須磨離宮公園。11月中旬以降は、植物園ゾーンを中心に、紅葉の見ごろを迎えます。
 須磨離宮公園の本園は、皇室の別荘として1914(大正3)年に完成した「武庫離宮」を前身としますが、隣接する植物園のゾーンは、岡崎財閥の旧邸宅跡地に造られました。岡崎財閥は、『華麗なる一族』のモデルともいわれ、広大な敷地は往時の庭園のおもかげを残します。紅葉の時期には木々が美しく色づき、みどり滝、和庭園、もみじ道など、園内各所に紅葉の見どころがあります。
 11月14日(土)~29日(日)の「もみじ鑑賞会」期間中は19時まで開園、木々がライトアップされ、幻想的な夜が演出されます。ご家族や、カップルでぜひ訪ねてほしいおすすめの紅葉スポットです。

【第13回もみじ観賞会】
期間 11月14日(土)~11月29日(日)
※11/19(木)・26(木)臨時開園 
※期間中は夜19:00まで開園
◆もみじのライトアップ 期間中毎日
◆もみじキャンドルナイト(夜間) 11/21(土)・22(日)・23(月・祝)
◆もみじ茶会 11/22(日)
◆紅葉あかりとお抹茶(夜間) 11/23(月・祝)・29(日)
◆もみじコンサート(大正琴の演奏と歌)11/29(日)

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和庭園では紅葉のもと、もみじ茶会などのイベントも

和庭園では紅葉のもと、もみじ茶会などのイベントも

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秋バラも見ごろを迎えている須磨離宮公園

秋バラも見ごろを迎えている須磨離宮公園

ライトアップされた紅葉

ライトアップされた紅葉

香りの良い秋バラも楽しもう「王侯貴族のバラ園」

 神戸市立須磨離宮公園といえば、バラが有名。噴水を中心にした欧風整形式庭園には、約180種4千株のバラが植栽され、日本の皇室をはじめ、海外の王室、芸術家などの名前がつけられた品種を集めて「王侯貴族のバラ園」と名づけられています。低い気温の中でじっくり花を咲かせる秋のバラは、香りが濃く、色合いも深いのが特長。離宮公園のバラ園は柵がなく、間近でバラの花が楽しめるので、漂うバラの香りもお楽しみください。11月29日(日)まで、「秋のローズフェスティバル2015」を開催中です。
 12月に入ると、須磨離宮公園も、新しい年に向けて迎春準備を始めます。クリスマスらしいポインセチア展や冬のコンサートなども行われ、12月19日からは中門広場の前に、ジャンボ松竹梅が登場。

秋風にバラの香りが漂う「王侯貴族のバラ園」

秋風にバラの香りが漂う「王侯貴族のバラ園」

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目次 2015年11月号