KOBEの本棚

「戦わずして勝つ! 競争から共生」

源流社 著者・吉田隆行

「戦わずして勝つ!」とは、中国の思想家・孫子の有名な言葉。つまり、戦えば、たとえ勝っても大きな犠牲を伴うので、戦わないで敵を屈服させることが、戦いの極意である。この思想は、時を超えても今もなお崇拝されている。

著者の吉田隆行さんは、自身も大手レコード会社の社員時代に全国でトップセールスを誇った。その経験を生かし、経営コンサルタントを設立。理論だけでなく、吉田さんの経験を例にあげながら、有効なビジネス方法を分かりやすく紹介をしている。
本著では、究極の競争戦略は、競争に巻き込まれないこと。つまり、自分とお客さまはひとつの組織に存在する味方同士。その組織の中で、よりよい人間関係、組織の長期的な良好関係を維持することが、業績の向上にもつながる。マーケティングに組織論をとり入れることで、新しいマーケティング論を解き明かそうとしている。

源流社 1429円+税

源流社 1429円+税

吉田隆行さん

吉田隆行さん

『夜明けのハンター』が、筆者・三条杜夫さん朗読によりCDに

昨年12月まで本誌で連載していた小説『夜明けのハンター』が、原作者でありフリーアナウンサーの三条杜夫さんによる朗読で、CDになった。録音、CD作成は、ご子息である三条祥平さんが大阪芸大で学んだ知識を活かして、技術を担当した。
CD作成のきっかけは、「神戸っ子の愛読者の方々に、三条さんはアナウンサーでもあるので、三条さんならではの、作者自らの朗読をやってみたら?とおっしゃっていただき、そのお言葉に動かされたのです」と三条さん。ラジオの実況放送など手がけてきた「声のプロ」「言葉のプロ」である三条さんならではの情感のこもった朗読で物語はさらにおもしろくなった。
内容は、第1章~5章、兵庫開港から、ハンターが牛肉を日本人に食べる習慣を植え付けたこと、そして外国との衝突・神戸事件まで。送料込み700円で販売している。

三条杜夫さんと息子の祥平さん

三条杜夫さんと息子の祥平さん

お問い合せ

TEL.078-781-7881(三条さん方)


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目次 2011年2月号