草葉達也の神戸物語

ゲスト:花影アリスさん
(元宝塚歌劇団)

私が愛してやまない宝塚歌劇の元娘役スターさんを、今回はゲストにお招きしました。花影アリスさんは歌やダンスの上手さ、そしてその愛くるしい顔立ちから、宝塚歌劇団に入ってあっという間に頭角をあらわしました。宝塚歌劇ファンから絶大な人気を得ていましたが、昨年8月に惜しまれつつ退団。何度かお会いする機会がありましたが、結局話をするタイミングを逃していました。昨年のクリスマスに神戸で退団後初のソロコンサートをすることを知り、これはチャンスとお話させていただきました。

「初めまして」「手紙とかもらってたり、次男が一緒に食事をさせてもらったりしているのに、話をするのは初めてというか、実際会うのも初めてなんですよね」「そうですね」「私は舞台やパーティーで何度も一方的に会ってますが(笑)」「すいません」「神戸の朝日ホールでのクリスマスコンサートはどうでしたか?」「久しぶりの舞台だったのでスポットライトって、こんなにまぶしかったかなぁと思いました(笑)」「まだ退団して半年ぐらいだけど、相変わらず歌は上手いですね?」「ありがとうございます。コンサートの開始時間がわりと早い時間だったので、その後に神戸の街のクリスマスを楽しんでいただければという気持ちがありましたので、本当に喜んでもらえたコンサートだと思います」
「アリスさんは大阪出身なんですよね? プロフィールを見るまでは関東って思っていました」「そうですね、よく言われます。母に標準語で育てられましたので、言葉を聞いてそう思われるみたいです。学校では大阪弁でした。はみごにされるので(笑)」「大阪出身だと買い物とかはやはり梅田とか?」「そうですね・・・ でも神戸もよく来ました。娘役の小道具を作るために、材料をユザワヤさんに買いに行ったり、ゆったりしたお店が多いので神戸は好きですね」「思い出の店とかありますか?」「小学校の時に文化祭でインド人の役をやったことがありまして(笑)」「(笑)よく似合っていたでしようね」「はい! それで神戸までサリーを買いに来たことがあります」「もしかしてハヤシサリー?」「そうです! そこで私がまだ小さかったので、お店の方が凄く喜んでくださって、取っ替え引っ替え着せていただいたのを覚えていますね。子供ながら強烈な思い出ですね」「今日はわりとカジュアルですよね? そんな雰囲気のファッションが好きなんですか?」「そうですね、宝塚時代はやはり娘役のイメージがありましたし、ファンの方に気に入っていただけるようなファッションばかりでしたが、今はそこから解放されましたから(笑)」「好きなファッションとかありますか?」「こだわりは無いですね。パッと見て気に入れば買うので、何でもという感じですね。でもやはりいつまでもお洒落な人でありたいので、ファッションの情報とかは気になって取り入れます」
「今後の予定は?」「やりたいことは沢山ありますが英語を勉強したいです。舞台の演出家の方が外国の方だったりすると、通訳さんを通さずに微妙なニュアンスがわかればいいなぁと思います」 
対談させていただいた部屋の雰囲気と、神戸港が見渡せるロケーションを、とても気に入ってくれた花影アリスさん。この対談を機に神戸がますます好きになってくれたようです。仕事の拠点を東京に移す予定で、一日も早く彼女の舞台を観てみたいです。本当に可愛くて、今回はちょっと中年おやじ丸出しのデレデレした対談になってしまいました。 失礼。

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花影アリス(はなかげ ありす)

元宝塚歌劇団・宙(そら)組の娘役スター。歌・芝居・ダンスの三拍子揃った可憐な娘役として人気があった。2010年退団

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撮影協力 神戸メリケンパークオリエンタルホテル
撮影場所 ラウンジ&ダイニング「ピア」(1階)
営業時間 10:00〜22:00
     ランチ 11:00〜14:30 
     ディナー 17:00〜22:00(LO21:00)
     朝食(土日祝のみ) 8:00〜11:00

くさば たつや

神戸生まれ。作家、エッセイスト。
日本ペンクラブ会員
日本演劇学会会員
神戸芸術文化会議会員
大阪大学文学部研究科


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目次 2011年2月号