「卒寿の力作」が並んだ横浜一男展

「横浜一男卒寿展」「東北支援うちわ展」 国際現代水墨画協会主催

卒寿(90歳)を迎える横浜一男さんは、定年退職後から水墨画を学び始めた。もともと絵を描くのが好きで、水墨画教室に通いながら、これまで日本南画院展に3回入選、昨年は近代日本美術協会展に入選するなど、60の手習いながら実力を現している。「温厚なお人柄で、真摯に風景に向き合いながら、葉や砂利など緻密な部分までコツコツと描かれる作風が魅力」と、師である向山和子さんは横浜さんの作品について高く評価する。今回は自然の風景や竹を描いた軸などを出品した。

横浜さん夫妻と向山和子さん

横浜さん夫妻と向山和子さん

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「節電の夏に“うちわ”を東北の仮設住宅に贈ろう」と、昨年から始まったうちわ展。主催の国際現代水墨画協会会長で水墨画家の向山和子さんが蒐集する、有名画家による高島屋名物大うちわや、向山さんはじめ協会会員による手描きうちわが販売され、売り上げ金は募金として期間中に12万7千円が集まり、兵庫県芸術文化協会の「アート支援募金」に寄付された。昨年は宮城県名取市の仮設住宅に、手描きうちわ300本がプレゼントされ、東北テレビのニュースでも紹介されたほど。今年も来場者がメッセージや絵を描いたうちわが、「1日も早い復興を」と、「涼風」と「心」とともに贈られた。うちわは仙台花火大会当日と、東松島市赤井地区の仮設住宅に、合わせて300本が配られる。

東北に贈られるうちわに絵を描く来場者の皆さん。子どもたちも多数参加した。

東北に贈られるうちわに絵を描く来場者の皆さん。子どもたちも多数参加した。

うちわの売り上げは東北の「アート支援基金」に寄付された

うちわの売り上げは東北の「アート支援基金」に寄付された

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目次 2013年8月号