KOBECCO 2011

心眼を開き、仲間と共に神戸のビジョンを思い描く

井上淳也さん
2011年度 社団法人神戸青年会議所理事長

神戸を基盤に活躍する若手経済人の集い社団法人神戸青年会議所(神戸JC)の2011年度の理事長に、井上食品㈱代表取締役社長の井上淳也さんが就任した。神戸JCは40歳で卒業となるが、卒業生の多くは現役時代に培った経験を生かして、現在の神戸経済を牽引している。
今年のスローガンは、「心眼を開け〜真に豊かな未来の創造をめざして〜」。

「情報があふれ、真偽に惑わされることが多い時代、だからこそ物事の本質を見つめたい。JC活動の主な目的は人づくりと街づくり。人づくりに関しては、高校生や大学生を対象に積極的に社会に参加できる人材育成を目指す。街づくりは神戸活性化に向けた政策提言を。しがらみにとらわれず、神戸の持っているファクタを旨く生かしきることが出来る提言を目指す。この両輪が神戸の街を真に豊かにする基盤になる。また、今年で10年目を迎える『第10回KOBE LOVE PORT みなとまつり』を市民の財産として、参加型ではなく企画段階から市民の皆さんが参画するまつりを目指す」
神戸JCの現役メンバーは様々な職種や立場から構成されている。ネットワークの強さ、様々な視点から物事を考える多様性に富んだ発想力も強みである。
来年卒業を迎える井上理事長。自身12年にわたる青年会議所活動の中で、神戸JCの大きな魅力を体感すると同時に、現代社会の時代にそぐわない不条理な経験などを胸に、集大成となる一年、多くの仲間と共に神戸のビジョンを思い描く。


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目次 2011年1月号