昨年12月、向山和子さんが須磨区役所に寄贈した「晩鐘」。写真は、区長の井上隆文さんとともに。

向山和子さん「晩鐘」を須磨区役所に寄贈

須磨区在住の水墨画家・向山和子さん(平成23年度神戸市文化活動功労賞)が自身の絵画を須磨区役所に寄贈。
須磨区は戦前からの旧神戸市の西端の区で、以前は中島公園前に古い建物があったが、一昨年、板宿駅に近い大黒小学校跡地に新築移転した。向山さんの作品「晩鐘」は、その区長室に飾られることになった。
「晩鐘」はドイツの西南部の黒い森(シュワルツワルト)地方の首都・フライブルグ市の大聖堂の尖塔が、黄金色に輝く夕陽を浴びて、シルエットになった光景を描いたもの。「フライブルグ市は森と湖に囲まれていて、街中の家々の前には小川が流れており、透明な空のもと適度な湿り気のあるフレッシュエアーが旅人を優しく包んでくれる。最近、フライブルグはエコシティ(eco city)としても有名です。東山魁夷画伯もフライブルグ市に着くと直ぐにこの大聖堂を訪れていたそうですよ」と、向山さん。
区役所4階にある区長室。その広間に架けられた「晩鐘」の絵を見た人は、「近代建築感覚の建屋にスカッとふさわしい、すてきな絵ですね」と話した。


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目次 2014年2月号